鬼滅の刃 舞台挨拶レポ 下野紘さんと千葉繁さんが語る!無限城編と善逸の魅力

鬼滅の刃 舞台挨拶レポ 下野紘さんと千葉繁さんが語る!無限城編と善逸の魅力

皆さん、こんにちはー!劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』、もうご覧になりましたか?その公開御礼を記念して行われた舞台挨拶に、我妻善逸役の下野紘さんと、その育手である桑島慈悟郎役の千葉繁さんが登壇しました!

この二人の共演、実は下野紘さんの熱い希望で実現した、ファンにとってはたまらない夢の舞台挨拶だったんです。当日は爆笑の連続から、作品への深い想いまで、トークが繰り広げられました。

とーってもありがたいことに今回この映画舞台挨拶に現地会場にて参加することができましたので会場の雰囲気を少しでもお伝えすべく、鬼滅の刃 舞台挨拶下野紘さん千葉繁さんが語った、作品の裏側やキャラクターへの想い、そして会場を沸かせた爆笑エピソードをお届けしていきます!

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『鬼滅の刃 無限城編 第一章』下野紘・千葉繁舞台挨拶レポート

この豪華な舞台挨拶では、下野紘さん千葉繁さんが、それぞれが演じるキャラクターや作品全体への深い愛情を語り合いました。ファンにとっては、二人の貴重なコメントや、息ぴったりの掛け合いを間近で感じられる、まさに夢のような時間となりました。

公開御礼舞台挨拶・壱 概要

日時:2025年8月3日(日) 11:00の回(上映後舞台挨拶)
会場:TOHOシネマズ日比谷 12スクリーン
登壇者:下野紘、千葉繁、高橋祐馬(MC)

会場となったのはTOHOシネマズ日比谷。東京宝塚ビル地下1階にある12スクリーンが会場でしたが、TOHOシネマズ日比谷のメインロビーにもちらっと訪問。
柱たちや炭治郎、無限城、猗窩座が大きく装飾されまさに鬼滅の刃モードなTOHOシネマズ日比谷さんでした。

会場の様子は人が写っていないところだけ…ちらっと。

この蜜璃ちゃんと伊黒さん格好良すぎて大好き♡
ちなみに前日の8月2日からは、来場御礼入場者特典 第1弾「第3弾キービジュアル イラストボード」の配布が開始され、わたしも無事にいただくことができました!

 

下野紘さんが語った「無限城編」の裏側

下野紘さんは、劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』について、「鬼滅の刃は毎回クオリティが前作を超えてくるが、何度も前回を超えてくるので『これ以上は無理なんじゃないか』って思っていたが、今回も超えてきましたね」と、その映像クオリティの高さに驚きと感動を隠せない様子でした。善逸役として、原作をすべて読み終えた状態でアフレコに挑んだこと、そして今回の獪岳との戦いが善逸にとって大きな区切りになると感じていたため、今までで一番集中して気合いを入れて臨んだと語っています。

千葉繁さんが語る「鬼滅の刃」の魅力と「弟子」への想い

千葉繁さんは、『鬼滅の刃』という作品全体について、「世界よ日本のアニメを見よ」と力強く語り、画力、絵の力、すべてのスタッフの才能と技術が注ぎ込まれた素晴らしい世界観だと絶賛しました。また、作品のメッセージの受け取り方はお客様それぞれであり、最終的な演出家はお客様自身だと語り、「あなたの鬼滅の刃を作っていただきたい」とファンにメッセージを送りました。自身の役である桑島慈悟郎については、弟子を育てる師匠というよりは「親」であり、厳しい中にも弟子を信じ切っている存在だと深い想いを明かしました。

下野紘さんが語る!善逸にとって「無限城編」が特別だった理由

我妻善逸というキャラクターは、下野紘さんの声優人生において、まさに「なくてはならない」存在だといいます。今回の「無限城編」は、そんな善逸にとって特に重要な戦いが描かれる章となりました。

前作超えのクオリティに「もう無理なんじゃないか」と思っていた

下野紘さんは、アニメ『鬼滅の刃』が毎回、前作のクオリティを上回ってくることに、正直「これ以上は無理なんじゃないか」と思っていたそうです。しかし、劇場版『無限城編 第一章 猗窩座再来』を観て、その予想を良い意味で裏切られ、今回もまたクオリティの限界を超えてきたことに感動したと語っています。声優として、その圧倒的な映像美と演出の中で演じられる喜びを感じていたことが伝わってきますね。

善逸役として「今までで一番」集中したアフレコ

下野紘さんは、今回の無限城編のアフレコに、原作をすべて読み終えた状態で挑んだそうです。特に、善逸にとって獪岳との戦いが大きな区切りになると感じていたため、アフレコ中は「今までで一番」集中し、気合いを入れて臨んだといいます。普段のアフレコ現場では、花江夏樹さんや松岡禎丞さん、鬼頭明里さんとわちゃわちゃしたり、いじられたり、勝手にぺちゃぺちゃ喋っていると言われることが多い下野紘さんですが、今回に限ってはほとんど喋らなかったそうです。あまりにも集中しすぎていたため、獪岳役の細谷佳正さんから「下野さん、緊張感すごいっすね。バリバリ伝わってきます」と言われたエピソードも明かしており、その熱量が伝わってきますね。

下野紘さんが声優人生において善逸に感じる想い

下野紘さんにとって、我妻善逸は声優人生において非常に重要なキャラクターです。善逸のおかげでより多くの人に知ってもらえたこと、そして自分が声優として積み重ねてきたものがすべて発揮できたキャラクターだと感じていると語っています。舞台挨拶の最後にファンへのメッセージとして、「これからも善逸で得たものを、さらに声優としていろんな形で発揮して、いろんな姿を見せていけたらと思います」と、善逸への感謝と今後の抱負を語りました。

じいちゃん・桑島慈悟郎役の千葉繁さんが語ったこと

善逸の師匠であり、育ての親ともいえる桑島慈悟郎。その声を担当する千葉繁さんは、舞台挨拶で作品への深い洞察と、慈悟郎としての温かい想いを語ってくれました。

「世界よ日本のアニメを見よ」千葉繁さんが感じる鬼滅の刃のすごさ

千葉繁さんは、『鬼滅の刃』という作品のクオリティについて、「世界よ日本のアニメを見よ」と力強くコメントしました。画力、絵の力、そしてすべてのスタッフが才能と技術を注ぎ込んで作り上げた、その世界観のすごさを絶賛しています。さらに、千葉繁さんは「お一人お一人の中に『鬼滅の刃』は存在する。共通項はあれど、ひとりひとりが見た鬼滅の刃があって、伝えたかった事がありつつ、どの伝えたかったことを受け取ったかはお客様それぞれ。僕はそれでいいと思う。そして最終的な演出家はお客様なんですよね」と語り、ファン一人ひとりが自分だけの『鬼滅の刃』を心の中で再構築して楽しんでほしいというメッセージを送りました。

このコメントをされていたときの千葉繁さんの表情・声が本当にやさしくて、出番は多くはないけれど本当に鬼滅の刃に関わってくださってありがたいなぁ、って感じました。

師匠・慈悟郎は弟子にとってどんな存在?

千葉繁さんは、桑島慈悟郎というキャラクターを「弟子を育てる師匠というよりは『親』」だと表現しました。厳しい時には厳しく接するものの、どこかで自身の弟子たちを信じ切っている、まさに父親のような存在だと語っています。善逸への深い愛情と信頼が、その言葉からにじみ出ていました。

「慈悟郎としての想いを違った風に受け取ってしまって悔しい部分もある」

善逸と同時に慈悟郎の弟子であった獪岳(かいがく)についても、千葉繁さんは言及しました。獪岳には彼なりの事情があったとしつつも、「残念ではあるけども慈悟郎としての想いを違った風に受け取ってしまって悔しい部分もある」と、複雑な胸の内を明かしました。しかし、善逸が慈悟郎の想いをしっかりと受け継ぎ、戦い抜いたことに対しては「善逸の想いに『ありがとうよ』って思っている」と感謝の言葉を述べ、いつか善逸が天国に来た時には「善逸よよくやった、お前はわしの誇りじゃ」ともう一度言ってあげたいと、慈悟郎としての深い愛情と誇りを語りました。

下野紘さんと千葉繁さんの爆笑掛け合い・印象的なやり取り

この舞台挨拶の大きな見どころの一つは、下野紘さん千葉繁さんの息の合った、そして爆笑を誘う掛け合いでした。千葉繁さんの茶目っ気と、下野紘さんのツッコミが絶妙に絡み合い、会場を大いに盛り上げました。

「秘密の八重歯」?最初のオファーの勘違い裏話

舞台挨拶は、下野紘さんの超元気な挨拶に、千葉繁さんがさらに高音で「みなさんこんにちはー!」と続き、笑いたっぷりに始まりました。千葉繁さんは「霊界から戻ってまいりました突然呼ばれてね」「今日は海水パンツで来ようと思ってたんですけど、マネージャーにそれだけはやめてくれって言われて」と、最初から茶目っ気たっぷりのトークを展開。それに下野紘さんも「前もって言ってくださいよ~」と合わせて、最初から息ぴったりな様子でした。

さらに、千葉繁さんは、最初に事務所からオファーをもらった時、「秘密の八重歯」という作品だと聞き間違えていたという爆笑エピソードを披露。どんな話だと思っていたのか、会場は笑いに包まれました。しかし、実際に始まってみれば世界観がすごい本当に素晴らしい作品だったと語り、そのギャップがまた面白さを誘いました。

「とんでも有馬温泉!」下野さんの熱望が実現した瞬間

実は今回の舞台挨拶は、制作側ももちろん考えていたものの、一番は下野紘さん千葉繁さんと何らかの形で一緒に登壇したいと熱望していたことで実現したそうです。下野紘さんが「いやぁ~実現しましたね」と感慨深げに語ると、千葉繁さんは「僕でいいんですか、下野君?」と問いかけ、下野紘さんは「いいんです!千葉さんがいいんです!」と熱く応えました。

さらに、下野紘さんが「ずっとどこかで、千葉繁さんとってないですかね?ってこちらからもお願いしていたら本当に今回こういう形で。お越しいただいてありがとうございます」と感謝を述べると、千葉繁さんは「とんでも有馬温泉!」と、おなじみの千葉節で会場を沸かせました。この掛け合いは、二人の信頼関係と、下野紘さん千葉繁さんへの強いリスペクトが感じられる瞬間でした。

下野紘さんが善逸の叫び声に込めた想い

下野紘さんは、善逸の叫び声について、本当に命がけで演じていると語りました。普通、大きい声を出すときは腹筋を鍛えろと言われることが多いですが、高音の叫び声の時は背筋が必要になるとのこと。毎回、青筋を立てながら、マイクを唾でべちゃべちゃにしながら全力で演じていると千葉繁さん明かすと、「そんなところ見ないでくださいよ~」と下野紘さんは恥ずかしそう。このエピソードからは、下野紘さんが善逸というキャラクターにどれほどの情熱と身体を張った演技を込めているかが伝わってきますね。

さらに驚くべきは、千葉繁さんの「3オクターブ半、スティービーワンダーと同じ音域が出る」というびっくり情報。彼の叫び声は裏声ではなく、実は表声だという事実も明かされ、会場はどよめきました。

善逸役のオーディションに千葉繁さんの声が影響?

下野紘さんは、善逸役のオーディションを受けた際、テープ録音した音源を送る形式だったと振り返ります。事務所からもらった漫画の資料には、善逸が目玉をひん剥いてぎゃあぎゃあ騒いでいたり、時にはシリアスな顔をしている二面性のある描写があり、「激しいもの」を出さないと善逸役に受からないと感じたそうです。

どういう声を出したらいいのかな」「ただ叫ぶだけでいいのかな?」と考えたときに、下野紘さんは「千葉繁さんみたいに裏声でもいいからわーぎゃーはちきれんばかりの声を出さないと目玉ひん剥くような叫び声は出ないよな」と思ったといいます。そして、そのイメージで善逸を演じ、見事オーディションに受かることができました。

その後、話が進んでいき、育手のじいちゃんが千葉繁さんだと知ったときは「ちびってしまいそうな感動」をしたそうです。初めて千葉繁さんと一緒のアフレコのときには、そのあふれる想いを千葉繁さんにも直接伝えたそうですが、あまりの勢いに千葉繁さんはちょっと引いていたとのこと(笑)。このエピソードからは、下野紘さんにとって千葉繁さんがいかに大きな存在であったかが伝わってきますね。ちなみに、千葉繁さんへの配役はオファーであり、偶然の巡り合わせだったそうです。

まとめ:舞台挨拶から読み解く『鬼滅の刃』と善逸の魅力

今回の鬼滅の刃 舞台挨拶は、下野紘さん千葉繁さんという、善逸と慈悟郎の師弟コンビが登壇したことで、作品の魅力とキャラクターの奥深さを改めて感じさせてくれる貴重な機会となりました。

下野紘さん・千葉繁さんがファンに伝えたかったメッセージ

舞台挨拶の最後に、下野紘さんは「ご覧いただき、お越しいただきありがとうございます。この無限城編第一章っていうのは我妻善逸にとって本当に重要な戦いの一つだったなと思います」とファンへの感謝と善逸への想いを語りました。千葉繁さんは「本日はありがとうございました。皆様の健康、ここにいらっしゃる方々の健康のみ、お祈り申し上げます!笑」と、ユーモアを交えつつも、ファンへの温かいメッセージで締めくくりました。

なぜ制作側も下野紘さんと千葉繁さんの登壇を熱望したのか

下野紘さん千葉繁さんとの共演を熱望していただけでなく、制作側もこの二人の登壇を強く望んでいたことが、舞台挨拶でのやり取りから明らかになりました。善逸を語る上で、特に今回の無限城編の善逸を語る上で、じいちゃん(慈悟郎)の話は欠かせないからです。善逸の成長と、彼が乗り越えるべき壁、そしてその根底にある慈悟郎との絆は、物語の核心をなす部分です。この舞台挨拶は、その深い関係性を声優二人の言葉と掛け合いを通してファンに届ける、最高の機会となったと言えるでしょう。

もしできるなら…細谷佳正さんも交えた鳴柱子弟集合も見てみたかったかも。いや、時間がたりなすぎてしまいそうかな…いっそ映画と別でトークイベントでもいい…(笑

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