バッテリィズは、M-1グランプリ2024で一気に全国的な知名度を獲得し、漫才界の台風の目となったコンビです。
特にM-1決勝の舞台で披露された「偉人ネタ」は、その独創性と強烈なインパクトで、多くの視聴者を爆笑の渦に巻き込みました。
「バッテリィズ M-1での戦績を知りたい」「あの決勝ネタ動画はどこで見られる?」「エースさんの『ディフェンスタイプのアホ』ってどういうこと?」と検索している方も多いでしょう。
本記事では、バッテリィズのM-1グランプリにおける全戦績を振り返り、伝説となった決勝ネタ(偉人ネタ)の笑いの構造、そして彼らが示した「ピッチャーとキャッチャー」という独自の漫才スタイルを深掘りし、ブレイクの全貌に迫ります。
目次
バッテリィズ M-1グランプリの全戦績と決勝進出の軌跡
バッテリィズは、2017年に結成されたコンビで、長らく大阪の劇場を中心に活動してきました。
彼らのM-1グランプリへの挑戦は決して順風満帆ではありませんでしたが、2024年に結成8年目にしてついに決勝進出を果たし、一躍シンデレラストーリーを駆け上がりました。
M-1 2024 決勝進出:準優勝という偉業
バッテリィズは、2024年のM-1グランプリにおいて、見事決勝進出を果たしました。
この年の決勝は、令和ロマン、ヤーレンズ、真空ジェシカといった過去の強豪がひしめく中での大抜擢となりました。
彼らは本戦で、過去の準優勝コンビであるマユリカが敗者復活で勝ち上がった後の7組目として登場し、それまでの点数を大きく塗り替えて最終決勝へと駒を進めます。
初決勝にして、最終決戦の舞台で令和ロマンと最後まで優勝を争い、準優勝という輝かしい結果を残しました。
このM-1での準優勝が、彼らの運命を大きく変えることになります。
過去のM-1戦績と敗者復活戦の状況
バッテリィズは、結成当初からM-1に挑戦を続けていますが、2024年以前の最高成績は準決勝進出でした。
2024年M-1においては、決勝メンバー発表時点で知名度が比較的低かったにも関わらず、審査員から高い評価を受け、その実力を証明しました。
彼らが勝ち上がったことで、M-1はまさに「誰にでもチャンスがある」ガチンコのコンテストであることを再認識させたと言えます。
M-1 2024 決勝ネタ徹底解説:観客を熱狂させた「偉人」
M-1グランプリ2024において、バッテリィズを一躍スターダムに押し上げたのが、1本目で披露された「偉人ネタ」です。
このネタは、エースの強烈なキャラクターと、寺家の正確無比なツッコミが融合した、バッテリィズの真骨頂と言えるものです。
1本目:爆発を生んだ「偉人ネタ(エジソン・ライト兄弟)」の詳細分析
決勝の1本目で披露されたネタは、「偉人」に関するエースの独自すぎる解釈と、それに対する寺家のツッコミが繰り広げられるというものです。
冒頭のエジソンの名言に関するやり取りで、エースの「ピュアなバカ」としてのキャラクターが決定的に観客に伝わり、客席を完全に引き込みました。
続くライト兄弟の名前に対するツッコミは、シンプルながらも破壊力抜群で、それまでの重い空気を一変させるほどの爆発力を生み出しました。
この「偉人ネタ」の構造は、M-1という大舞台で初見の観客が多い中で、短時間でエースの魅力を最大限に引き出し、笑いを積み上げていくという、非常に計算されたものでした。
最終決勝ネタの題材と評価
最終決勝では、1本目とは全く違う題材の漫才を披露しました。
準優勝という結果に終わったものの、最終決勝の舞台でも独自のペースを守り、彼ららしい漫才を展開しました。
審査員の若林正恭さんからは、「漫才のリズムをキープする腕」を評価され、ネタの面白さだけでなく、コンビとしての総合的な実力が認められました。
唯一無二のコンビ体制:ピッチャー・エースとキャッチャー・寺家
バッテリィズの魅力は、その独特なネタだけでなく、コンビの役割が「ボケとツッコミ」ではなく、「ピッチャー(エース)とキャッチャー(寺家)」と定義されている点にあります。
この体制こそが、彼らの漫才に唯一無二のグルーヴを生み出しています。
コンビの役割分担:ボケとツッコミではない「バッテリー」の関係性
バッテリィズの漫才は、寺家さんが「ただ正しいこと」を言っているのに対し、エースさんが「思ったこと」を返すスタイルです。
この関係性は、野球のバッテリーに例えられます。
花形であるエース(ピッチャー)が、キャッチャーである寺家が出すサイン(リード)によって能力を最大限に発揮するという構造が、漫才そのままに当てはまります。
寺家さんの存在は、エースという爆発的な才能を活かし、漫才全体をコントロールする「扇の要」として機能しているのです。
エース(ピッチャー)の魅力:「ピュアなバカ」のガチさ
エースさんは、その強烈な「学がない」キャラクターで大きな笑いを生んでいます。
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しかし、その「アホ」は決して作られたものではなく、本人も「みんな間違う事を期待してくるけど、分かるものは分かるから間違えられないねん」と語るほどのガチさです。
この「ガチでアホ」であることが、昔の「おバカタレント」とは一線を画す「ディフェンスタイプのアホ」として評され、視聴者からの信頼と親近感を獲得しています。
彼のピュアさが、ネタの説得力を高め、予測不能な面白さを生み出す源泉となっています。
寺家(キャッチャー)の戦略:「頭脳」と「リズムキープの腕」
相方である寺家さんは、エースさんの個性が立ちすぎるために「じゃない方芸人」的なポジションになりがちです。
しかし、彼はコンビの頭脳であり、ネタ作りを担当し、エースさんの素のアホさを生かしたネタを構成しています。
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審査員から「漫才のリズムをキープする腕」と評価されたように、エースの暴投とも取れる言動を的確に拾い上げ、ネタの緩急をつけながら笑いに変える技術は、まさにキャッチャーとしての熟練のリードと言えます。
結成秘話:草野球でのバッテリー結成が原点
バッテリィズのコンビ名は、二人が所属していた草野球チームでのポジションに由来します。
元々別のコンビで活動していた二人ですが、同じ草野球チームでプレーしており、その際ブルペンで話し合い、そのままコンビ結成となったそう。
この結成エピソードこそが、彼らのコンビの根幹であり、ネタのスタイルにまで影響を与えている原点と言えるでしょう。
M-1後のブレイクと活動の現在地:大阪から東京へ
M-1グランプリ2024で準優勝を飾ったバッテリィズは、その勢いを加速させるため、2025年4月から活動拠点を大阪から東京へと移す決断をしました。
東京進出を決めた背景とコンビの覚悟
元々エースさんには「M-1で結果が出たら、すぐ東京に行く」という目標がありました。
しかし、30年間大阪から出たことがなく、地元愛が強かったため、初めて迷いが生じたといいます。
対する寺家さんは、既婚者でありお子さんもいるため、上京の決断は容易ではありませんでしたが、「M-1が終わった瞬間に腹をくくった」と語り、エースさんの目標達成とコンビの飛躍のために覚悟を決めました。
この東京進出は、M-1で掴んだチャンスを逃さず、全国区でのブレイクを目指すというバッテリィズの強い決意の表れです。
テレビ露出の増加と今後の展望
M-1以降、彼らのテレビ露出は急増しています。
特にエースさんのキャラクターは、「ディフェンスタイプのアホ」としてバラエティ番組で非常に重宝されており、今後も東京のテレビでバッテリィズの姿を見る機会は増えていくでしょう。
寺家さんの冷静な分析力とMC力にも注目が集まっており、オードリーの若林さんのように、コンビの頭脳としてMCなどで活躍する可能性も秘めています。
バッテリィズは、漫才のスタイルもコンビ体制も、現在のお笑い界に新しい風を吹き込む存在として、今後の活躍が期待されています。
まとめ:バッテリィズ M-1が示した新しい漫才の可能性
バッテリィズは、M-1グランプリ2024で準優勝を果たし、その名を全国に轟かせました。
彼らの魅力は、初決勝で披露した「偉人ネタ」のような爆発力と、「ピッチャーとキャッチャー」という独自のコンビ体制にあります。
- M-1グランプリ2024で準優勝を果たし、一躍ブレイクしました。
- 決勝ネタである「偉人ネタ」は、エースのピュアなキャラクターと寺家の技術が凝縮された傑作です。
- M-1後、活動拠点を大阪から東京に移し、更なる飛躍を目指しています。
バッテリィズの漫才は、エースさんの面白さを寺家さんが最大限に引き出すという、相互補完的な関係性の上に成り立っています。
彼らがこれから、東京という新しい舞台でどのような笑いを生み出していくのか、今後の活動に注目していきましょう。















