M-1グランプリ2024で準優勝を果たし、一躍有名になったバッテリィズのお二人。中でもオードリー若林さんに「ワクワクするバカが現れたな」と評されたエースさんの個性的なルーツに強い関心を持っている方も多いのではないでしょうか。
エースさんの父親はプロのバンドマンではありませんが、ロックンロールな趣味と職業のギャップが魅力的な人物です。
この記事では、エースさん本人が語る父親の人物像や、噂の職業、そしてバイクにまつわる爆笑エピソードを徹底的に深掘りしていきます！
目次
バッテリィズ エース 父の職業と「バンドマン」説の真相
バッテリィズ エースさんの父親に関する最も大きな噂の一つが、「バンドマンではないか？」というものです。
これは、エースさん自身が語る父親のキャラクターやライフスタイルから連想されたものですが、実際の職業はどうなのでしょうか。
父親の実際の職業：ロックンロールな普通のサラリーマン
エースさんの父親は、実際にはバンドマンではなく、一般企業に勤めるサラリーマン（会社員）であると報じられています。
しかし、その見た目や趣味が非常にロックであり、そのギャップがファンや視聴者の間で「バンドマン説」を生んだ要因と言えます。
エースさんが持つ独特な感性や、既成概念にとらわれない発想の源流には、この個性的な父親の存在があると考えられます。
「バンド」説の真偽：音楽好きでギターを弾く父
バッテリィズ エースさんの父がバンドマンであるという説は事実ではありませんが、父親がバンド活動や音楽鑑賞を趣味としていることは確かなようです。
エースさん自身が、父親が家でギターやベースを弾いているエピソードを明かしたことがあり、この情報が「バンドマン」というイメージに繋がりました。
父親の音楽への情熱が、芸人という道を歩むエースさんに間接的な影響を与えている可能性は十分にあります。
父親・角光則さんとの再会エピソードと亡き母親への思い
エースさんは、中学卒業まで毎日父親に厳しく鍛え上げられたという思い出の公園で、父親の角光則さん（58）と再会するエピソードがテレビ番組で明かされました。
父親がさっそうとバイクで現れると、相方の寺家さんは「連れか？」と尋ね、その若々しさから「これはエースのお父さんをイメージした役者さんにお願いして連れてきてる？」と発言。
千鳥の大悟さんは「全然、寺家より華がある」、ノブさんが「寺家より若い」とコメントするなど、その個性的な存在感は芸人仲間からも注目の的となりました。
父の日やから、初セレモニアルピッチのボールをあげました。
大暴投やったからいらんって言われました。
悔しいです。 pic.twitter.com/S0oulLERc2
— バッテリィズ エース (@KentoMaruko) June 15, 2025
この再会の場では、父親の光則さんからエースさんの少年時代についての貴重なエピソードが語られています。
エースさんは3人兄弟の次男で兄・妹がいますが、光則さんは「一番、母親に心配かけるヤツで、でも一番、母親に対して優しい」と振り返っています。
さらに、反抗期はなかったものの、それは「反抗したらノックの嵐やからな」という豪快な特訓があったためだと明かされました。
雨でグラウンド状態が悪い中、エースさんは「マジで（金）網を背にさせられて、どこも逃げられない状態」だったという当時の父親の特訓を再現し、寺家さんと共に泥だらけになりながら、その芸人魂をアピールしました。
M-1決勝と亡き母親への言葉
その後の鉄板焼き店での乾杯の際、光則さんはM-1決勝を全組視聴した上で、「（ファーストステージで）令和ロマンっていうのを抜いた時に、もう自慢というか、初めて俺“すごい”っていう言葉使ったな」と息子を称賛しました。
ここで、エースさんが「（母と）一緒に見とったん？」と尋ねたところ、光則さんは「写真は立てとったけど」と返し、妻（エースさんの母親）が2年前に亡くなっていたという事実を告白しました。
エースさんも「一番、見せたかったな、正直」と、天国の母親への思いを吐露しています。
光則さんは「自分が一番跳ねて、飛び上がってると思うで。僕より」「売れるか売れへんか分からへん間は、妻がコイツに一番目かけて、ホンマにうれしいと思うね。ちょっとは食べれるお金をもらえるようになってるからな」と、メガネを外し涙をぬぐいました。
寺家さんが「今もし生きてたら、いろんなもん買ってあげたりできてたっていうのもありますもんね」と気遣うと、光則さんは「買ってもらうより、行ってたよな。抱きつきに行ってる。なあ。ほんま見せたかったな」と声をかけ、エースさんはこらえきれずに目元をぬぐいました。
そして光則さんは、エースさんたち家族に向けて「俺より先に死なへんかったら親孝行やん」「ホンマに俺より先に死なんといてほしい誰にもな。家族は」と、生命の尊さを訴える温かい言葉を贈りました。
「バッテリィズって人間味なんやな」
光則さんは、エースさんと寺家さんに対し、「簡単にこなしていかんように、1つひとつお客さんを笑かすという気持ちでやってほしい。それだけ」と助言し、「ええスタート切ったなと思う。ありがとう。ほんまにありがとう。体に気いつけて」と感謝と激励の言葉を送りました。
この人間味あふれる家族のやり取りを見て、千鳥の大悟さんが「良すぎたね。いろいろと」と感想を述べ、ノブさんが「バッテリィズって人間味なんやな」としみじみと語ったように、このエピソードは多くの視聴者に感動を与えました。
エースが語る父の人物像と家族構成
バッテリィズ エースさんは、父親について「自分に甘く、とにかく面白い人」として紹介しています。
エースさんの家族構成は、父親、そして兄と妹の3人兄弟からなる家族であり、母親は2年前に他界されています。
この父親とのユーモラスで愛情深い関係性、そして亡き母親への強い思いが、エースさんの漫才における唯一無二のキャラクター形成に深く関わっていることは間違いないでしょう。
