中居正広は何をした…死亡?別人?芸能界引退?結局今どうなっているのか

年明け以降、落ち着く気配が全くない中居君の騒動。
ついに『芸能界引退』のニュースも入ってきました。

かつて国民的アイドルであったSMAPのメンバーでありながらあまりにも衝撃的な最後の幕引きとなってしまいました。

ただ…わたし自身は平日フルタイムの会社員をしており、ワイドショーなどの報道番組を見る事がほとんどありません。
日々各テレビ社がこの問題を取り扱っているようですが、なかなかそういったところからの情報がなく情報がどんどん進んでいってしまうため、1/27現在まででわかっているところをまとめました。

中居君の別人説についてはこちらの記事でもまとめていますので、あわせてごらんください!

中居正広 女性トラブルの経緯

トラブルの発覚は2024年末

2024年12月19日の女性セブンに、元SMAPでタレントの中居正広さんが女性との間に大きなトラブルがあるとの報道がなされました。

その後、25日にさらなる詳細として、女性側の「許していない」というコメントと合わせて9,000万円の示談金が支払われたという報道がありました。

「女性トラブル」とは何だったのか

報道を要約すると

・中居君から直接被害女性にLINEで食事の誘いがあった
・複数人参加の予定が大雨の影響で他の参加者が全員不参加となった
・中居君より被害女性に他の参加者が不参加の旨の連絡もあったが、そのまま自宅を訪問
・2人での食事会のあと、不同意のまま性的行為に及んだ

・刑事事件としては争わず示談となる
・示談金として9000万円が中居君より被害女性に支払われる(実際には金額違い)
・示談に守秘義務が盛り込まれており、被害女性は自身で事件の詳細を公にできない

ここまでが当初トラブルが発生した際に報道された内容です。
「自分で中居君の家に行ったんだから・・・」という批判もあるようですが、当日のキャンセルは相手方に失礼なこと、お断りできるような雰囲気ではなかったなどの事情もあるようです。

このあたりは中居君や被害女性の方の事情のほか、日本の社会構造、悪い慣習の部分も関わってきそうですね。

報道初期の周辺の対応

【中居君】
有料会員サイト内で、
このたびは、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません
今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」などとコメント

【フジテレビ】
報道を受け、「会の設定を含め一切関与しておりません」と社員の関与が報じられたことを否定

年明けに他社メディアが徐々に対応を始めた

トラブルの報道が年末に近かったこともあり、各社特別番組などでなかなかレギュラー放送のないうちはよかったのですが…年が明けても騒動は鎮火せず、だんだんと他社が対応するにつれて影響が大きく広がってきました。

少し時系列は前後しますが、終了を発表した番組をみてみましょう。

日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース 4時間SP』(1月7日放送)
・MC中居の出演シーンをカット
・「総合的な判断」であり、「ご本人からも申し出があった」とコメント
・その後、15日に中居君の降板が発表された

ニッポン放送『中居正広 ON&ON AIR』
・8日に11日放送分の見合わせを発表
・21日に番組の終了を発表

フジテレビ『だれかtoなかい』
・8日に「当面の放送は休止」と発表
・22日に番組の終了を発表

TBS『THE MC3』
・20日にMC降板を発表

TBS『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』
・20日に番組の終了を発表

テレビ朝日『中居正広の土曜日な会』
・22日に番組の終了を発表

最終的には22日にテレビ朝日、フジテレビが各出演番組の終了を発表したところをもって、中居君が出演するすべてのレギュラー番組が終了となりました。

中居君の芸能活動対応の変遷

1月9日時点では、中居君の公式サイトでの声明上、芸能活動を継続する意向でした。

・女性トラブルは「事実」
・「暴力は一切ございません」と一部報道の否定
・「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」

この最後の記載が一連のトラブルの報道に追加燃料を投下する結果となってしまいました。

この点に関しては、

・視聴者、世論の感情を読み違えていたこと
・今不要な一言を付け加えてしまったこと
・それを止めてくれる人間がいなかったこと

など残念な点を挙げればきりがありません。

もしこの段階でのコメントで、当初のような「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」といったニュアンスの言葉にとどめていたら、ここまでの引退劇にならなかったのではないかと思います。

結果、2025年1月23日に中居君の有料会員サイトにて芸能界引退を表明という幕引きとなりました。

中居君のトラブルではもう収まらない

さて・・・

中居君と女性トラブルの発端から中居君の芸能界引退までを簡単に振り返ってきましたが、連日の報道を見ていればもはやそれだけの問題ではないことが一目瞭然です。

続いて、渦中のフジテレビサイドの対応を見ていきましょう。

個人的には黒過ぎて、今まとめたところでまだまだ色々なものが出てきそうな気しかしていませんが・・・

被害女性が元フジテレビアナウンサーだった

インターネット上では被害女性が誰かについて、様々な記述が散見されますが、実名報道がなされているのは被害女性本人ではなく、彼女が相談していたとされるフジテレビ幹部。

中でも同じアナウンサーで女性でもある佐々木恭子アナウンサーの名前が挙がっていました。
(報道記載は『佐々木恭子アナウンサーを含む3名の幹部』)

そしてこの3名の他、フジ港浩一社長はご自身で「(問題について)直後に認識しておりました。’23年6月初旬となります」と発言されていることから、上層部については間違いなく問題を認識していたと思われます。

フジテレビ幹部にとっては日常茶飯事?

さて・・・問題が深刻化した原因のひとつにこのフジテレビ側の対応があると思います。

被害女性が佐々木恭子アナウンサーを含む3名の幹部に被害を訴えた際、被害の詳細な調査や中居君側への直接的なヒアリングは行われなかったそうです。
「大変だったね。少し休みを取って」という対応に留まったといわれています。

ここで仮に被害者をケアし、事実確認に勤め、再発防止に取り組む・・・なんてことがあれば別でしたが、残念なことにそんな対応はなされませんでした。
表面的な被害女性に休養を与える程度でトラブルが沈静化すると見込んでいたのは、こういったケースが常態化し、常識はずれのおかしなことだと認識できない思考/状況になっていたのではないかと愚推します。

被害者はひとり?

中居君の『女性トラブル』として挙げられているのは1人のアナウンサーの方です。
また、報道でも中居君の自宅にひとりで訪れた(からこそトラブルとなった)旨の報道があるため発端となったトラブルの被害者は1人で間違いないでしょう。

しかし、週刊誌のインタビューで、「同様の被害を訴えている人がほかにもいる」と語っていらっしゃいます。
またこちらに関しては問題のある人物(テレビ社プロデューサー)の、問題行為のLINEスクショが物的証拠としてあるそうです。

しかし、フジテレビでは防犯カメラ映像などの客観的証拠が不十分として歯牙にもかけなかったそう。

だんだんとこういった過去の対応や、後手後手に回る現在の対応、見当違いな会見で見当違いな発言をする社長…と、油に火を注ぎ続け、「フジテレビアナウンサー上納問題」と発展しました。
フジテレビ全体として被害者を保護する仕組みが欠けているとの批判が高まっています。

1月14日には、フジテレビの株式を持つ、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、中居君の女性トラブルから始まる一連の問題に関する調査や信頼回復を求める書簡を送付、外部の専門家でつくる第三者委員会を設置するよう要請もしました。

フジテレビのスポンサー離れもますます加速

トヨタ自動車、日産自動車、セブン&アイホールディングス、楽天グループ、サッポロビール、資生堂、花王、日本マクドナルド…

この話題についてはすべてをあげきることができませんが、1/21時点で少なくとも50社以上のスポンサーがCMの差し止め含む対応を取っています。
対応もCMの差止請求にとどまらず、スポンサー契約の早期終了、スポンサー料の返還請求など、続々と各企業が対応をすすめ、まだ今後も続く見通しです。
中にはお金は戻ってこなくとも、放映は差し止めるよう請求をするケースもあり、各企業が今回のフジテレビ側の対応に問題を感じている証拠ではないでしょうか。

1/27には2度目のフジテレビ記者会見が予定されていますが、15時時点でCM差し替え表明した企業が131社まで膨れ上がっており、会見の様子次第ではまだまだ増えそうです。

 

1/27時点でのまとめ

【中居君サイド】
・フジテレビアナウンサーの女性とトラブルがあった
・裁判では争わず示談している
・レギュラー番組がすべて終了
・芸能界引退

【フジテレビサイド】
・社員のトラブルを2023年から把握していた
・表面的な対応しかせず、24年末まで放置
・別の被害者からの訴えも対応せず
・1度目の記者会見では映像撮影不可、また基本的には『第三者委員会の設置』を理由に返答拒否
・結果、1/27時点で131社がCM差し止め要求

HIROが気になっていること

細かいところは多々ありますが、大きな疑問点はただひとつです。

これ、フジテレビだけの問題なの?

日本のエンタメは昔から好きですし、プロフィールに記載しているように長年のKinKi Kidsファンです。
ftrの尊敬する先輩でもあるからこそ、今回の中居君のトラブルからの引退には色々と思うところがないわけではありません…。

ただ、フジテレビだけが責められ、週刊誌は我先にと糾弾する。
他のメディアでもフジテレビアナウンサー上納問題、なんて銘打ってますが、テレビ業界って局アナ以外は会社を超えて仕事をされるじゃないですか。

今回の中居君のケースにしても、レギュラー番組を各社で持っていたわけです。
それなのに、そういう接待があったのはフジテレビだけなの?
じゃあ中居君はフジテレビだけを特別贔屓していた…?そうじゃなくない…?
なんだか報道の気持ち悪さを感じています。

一連の騒動の行きつく先が、現時点では全く想像もつきません。
しかしこの騒動が一旦の落ち着きを見せたとき、果たしてフジテレビの改革か倒産か…だけですべてが丸く収まるようにはあまり思えないのですが…わたしだけでしょうか…

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